ごあいさつ

手袋で繋ぐ、約130年の歴史と未来。

代表理事 ごあいさつ


代表理事
友國 誠二

日本の手袋の約9割が東かがわ市を中心とした香川県で生産されていることをご存知でしょうか?恋の逃避行から始まった香川の手袋の歴史は明治時代にさかのぼります。1888年から大阪でメリヤス手袋の縫製を行っていた地元の先達が帰郷し、手袋の製造を始めたことがその発祥。おおよそ130年の歴史を持つ世界でも有数の手袋産地です。

長い歴史の中で、多くの会社が誕生し、業界の発展を牽引していく組織が「日本手袋工業組合」です。当組合では、高度な製造技術の保存継承、手袋の知識研修等、製造から販売まで様々な活動を行っております。

当組合が運営する「手袋資料館」では、歴史や製造工程の紹介、また、価値あるいろいろな手袋の展示があります。是非ご来館ください。手袋・手袋造りに対するイメージも刷新されることでしょう。

そして2014年、手袋の新たな可能性を模索するため企業の枠を超えた未来の手袋を考えるプラットフォーム「1888手袋ラボ」を設立致しました。ブランド名は「香川手袋」。組合所属企業が参画し、垣根を越えて熱い思いで立ち上げたブランドです。今後は、就労者の減少や縫製技術者の高齢化が進む中「ものづくりの火を消さない」「技術の火を消さない」ことを念頭に、後継者育成と産地の技術を活かした「メイドインかがわ」の製品を国内外に提唱することで、製品の信頼度を高め、海外メーカーとの差別化を図り、新たな需要を掘り起すことを目標としています。

「香川手袋=メイドインかがわ」を掲げることが、技術者の若返りや雇用を促進し、それが地域を活性化し、手袋産地香川が世界に誇れる産地となるよう、業界一丸となって邁進する所存でございます。

香川手袋の歴史と原点

香川手袋の歴史と原点

1888年、現在の香川県東かがわ市白鳥の寺の副住職が、駆け落ち先の大阪でメリヤス手袋の製造を始めたのが、香川の手袋生産の原点です。その教えを受けた棚次辰吉が11年後に東かがわ市松原に工場をつくりました。その後、東かがわ市は手袋産業が集積する国内最大の産地となり、革やニットから最先端の高機能繊維までのありとあらゆる素材を扱い、繊細で卓越した職人技による縫製技術で、スポーツや消防などの機能的なもの、高品質なものから手軽で低価格なものまで、ありとあらゆる手袋を世の中に送り出してきました。現在では国内企業が製造する手袋の約90%を東かがわ市を中心とした香川県内の企業が手がけています。

組合としての具体的な取り組み

組合としての具体的な取り組み

手袋が持つ可能性と未来をクリエイティブに考えるプラットフォームとして、2014年「1888手袋ラボ」が誕生しました。歴史ある産地だからこそ培われた知識と技術力をベースに、企業有志が集まり各社の技術や素材を持ち寄って、県外のクリエイターとともに異素材や異ジャンルとのコラボレーションなどの実験的活動を行い、手と手袋の未来を切り開き、世界に発信していこうとしています。その成果として生まれたプロダクツが「香川手袋」ブランドです。新しいことに挑戦することで、新しい世界が広がる。「1888手袋ラボ」では、手袋の可能性を広げていくために技術と感性を磨き、常に挑戦する精神を忘れず、手と手の未来を考えていく。手袋の持つ新たな魅力とその豊かな世界をみなさまと分かち合うことを願って、日本手袋工業組合は「香川手袋」をお届けいたします。

概要

日本手袋工業組合 外観

名称 日本手袋工業組合
所在地 〒769-2701 香川県東かがわ市湊1810-1
電話 0879-25-3208
FAX 0879-24-0838
ホームページ http://www.tebukurokumiai.jp/
代表理事 友國誠二
設立年月日 1962年(昭和37年)8月25日
出資金 47,000,000円
組合員数 72社 ※2017年3月31日現在

事業

目的

日本手袋工業組合は、手袋製造業
【横編みメリヤス製品(作業手袋を含む)製造業およびゴム手袋製造業を除く】の中小企業者の改善発達を図るための必要な事業を行い、これらの者の公正な経済活動の機会を確保することを目的とする。

事業

目的達成のため、次の事業を行う。

  1. 手袋【横編みメリヤス製品(作業手袋を含む)製造業およびゴム手袋製造業を除く】製造業に関する指導及び教育
  2. 手袋製造業の関する情報又は資料の収集及び提供
  3. 手袋製造業に関する調査研究

先に掲げた事業のほか、次の事業を行う。

  1. 組合員の取扱う手袋の共同開発
  2. 組合員の取扱う手袋の共同購入
  3. 組合員の取扱う手袋の共同研究
  4. 組合員のためにする外国人技術研修生の共同受入れに関する事業
  5. 前号の事業のほか、組合員の福利厚生に関する事業
  6. 前各号の事業に附帯する事業

日本手袋工業組合は、その事業に関し、組合員のためにする組合協約を締結することができる。

※以上、日本手袋工業組合 定款より抜粋

組合員資格

日本手袋工業組合の組合員たる資格を有する者は、本組合の地区内において手袋製品の生産事業を営む中小企業団体の組織に関する法律(昭和32年法律第185号)第5条に規定する中小企業者とする。
なお、本組合の地区とは、北海道を除く日本一円の区域とする。

※以上、日本手袋工業組合 定款より抜粋

取扱い品目

縫ドレス手袋、UV手袋、縫作業手袋、革ドレス手袋、スキー手袋、ゴルフ手袋、オートバイ手袋、バッティング手袋、マリーン手袋、袋物小物、袋物、編ドレス、ニット製品、のびのび手袋、ソックスカバー

沿革

1924年(昭和13年)1月8日
香川県莫大小工業組合設立
1947年(昭和22年)3月1日
四国莫大小工業協同組合結成
1947年(昭和22年)3月25日
日本メリヤス工業会設立
1950年(昭和25年)4月15日
昭和天皇御巡幸記念行事として第1回手袋祭開催
1950年(昭和25年)7月12日
香川県メリヤス協同組合結成
1953年(昭和28年)9月1日
香川県手袋協同組合結成
1961年(昭和36年)1月22日
手袋産業会館(昭和35年起工)完成
1962年(昭和37年)8月25日
日本手袋工業組合結成
1968年(昭和43年)
手袋音頭改作(作詞:久保井信夫、作曲:大川かづゆき、振付:島田雅行)
1973年(昭和48年)1月18日~26日
東南アジア諸国へ手袋企業進出調査団派遣
1978年(昭和53年)8月24日
シンボルマーク制定
1981年(昭和56年)9月4日
東京原宿ラフォーレプラザにおいて日本初「81― 82手袋コレクション」開催
1982年(昭和57年)
11月23日を「手袋の日」と制定
1988年(昭和63年)3月20日~8月31日
「瀬戸大橋博覧会・88四国」出展
1988年(昭和63年)5月14日~29日
「ふりかえる百年、みつめる百年、きぼうの百年」をテーマにハンドピア‘88手袋百年祭が白鳥町総合会館(現東かがわ市中央公民館)周辺で開催
1988年(昭和63年)5月28日
「手袋産業の国際化・産地サバイバルの探求」をテーマに引田中央公民館にて世界手袋サミット開催
1998年(平成10年)
高機能・新素材による生活関連製品開発事業を開始
2000年(平成12年)
手袋サイズの新基準値決定
2003年(平成15年)
引田町・白鳥町・大内町合併し東かがわ市の誕生
2005年(平成17年)
手袋製造認証基準設定
2008年(平成20年)
手袋製造120年を記念してバーチャル・グローブ・ミュージアム開設
2008年(平成20年)
「香川のてぶくろ展示会」開催(日本手袋工業組合内にて)
2008年(平成20年)11月22日
「エコ活動宣言」
2009年(平成21年)2月20日
成人用手袋サイズおよび日本工業規格(JIS S4051)の取得
2009年(平成21年)6月1日
「てぶくろ資料館」開館
2009年(平成21年)7月
「香川の手袋アウトレット店」オープン
2012年(平成24年)4月1日
「香川の手袋アウトレット店」移転オープン
2014年(平成26年)3月10日
古い手袋や製造道具721点が国の登録有形民俗文化財に登録
2014年(平成26年)4月1日
「香川手袋」ブランド創設

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